世界で最初の2輪車(補助輪付き)のレプリカ。
時代は流れて2009年1月25日、久し振りに全く個人的な思い出を探しに独りでコレクションホールを見て来ました。
ま、大いなる偏見は個人のブログの中なので許されると思いますが、自分のバイク小僧時代を重ねて懐かしくて気合入れてます。 オイラの大好きな内燃機関は早晩消え去る運命でしょうが、自分は「呼吸」を感じる蒸気機関や内燃機関、そして排気ガス(芳香族炭化水素ですな?)に接することが出来て幸せな時代に生きることが出来ました。
振り返るとやはりHONDAの思い出が多いです。ガキの頃はレースの活躍なんか知らなかったけどメカニカルな4スト、そしてデザインが好きでした。 いざバイクに乗った印象では2ストエンジン搭載の他車より大人しかったのですが、構造、煙が出ないこと、アイドリングの正確なリズム、排気音とトルク特性が好きでした。
模型エンジンは当時2ストしか手に入らなかったのですが”OS”でなくバッフル板のついたピストン、片側掃気の”ENYA”で飛行機飛ばしてましたしたからねえ??。
閑話休題。入り口では写真撮影Okとの表示。 早速受付のオネーチャンに「オヂサンのご愛想」でパチリ!
すかさず、入った正面にあるピストンリングをあしらったモニュメント(?)の前で"写真、お撮りしましょうか?”と受付のオネーチャンにお誘いを受け、一瞬感激涙と共に撮っていただいたのがこれです(ウルウル)。
、、、、、、、、、、、、、、ナンダ、俺一人かよ、一緒に入ってくれるのかと思った(残念)!
そーだ、ピストンリングから始まったんだよなー。 オイラも「ご幼少」の時分にここに来たら、もう少しマシな人間に育っていたかも?
イベント展示は「スーパーカブ」でした。 エンンジンを外してエンジンだけ回したり分解して遊んでたのは多分初代カブ。あうー、、このプラスチックの色!当時のウインカーユニットをバラして見たら、今の電子式と違って時計のような仕組みで凄い凝ってたのを思い出しました。
何なんだ、TN360!! 360cc軽のトラックがDOHC、CVキャブ、タコ足のエキマニですぜ。 北米にはレジャー用に出てたのでしょうね。
下は、オイラが稲刈り、脱穀を手伝わされていた頃の汎用エンジンはこんな感じ。 オイラの記憶は赤タンクとアイボリーの本体に遠心クラッチ付きの出力軸のモデルでした。 当時まだロッカーアームやバルブスプリングがむき出しの石油機関が湯気を出して回っていましたので、ものすごい先進性を感じました。そうそう、やん坊まー坊の汎用機もカッコ良かったなあ。
自転車バイク。左がホンダと右がBS(ブリジストン)。 おらが部落の”本田宗一郎のような”さんに頼んで初めて無免許でBSに乗ったことが有ります。エンジンで走る感触に打たれました。小学校で放課後に先生と楽焼をやって遅くなったときなど、先生が乗せて送ってくれたのがこんなバイクでした。
ドンドンドン、、、と消音器ぶち抜けていて、家の近くまで来ると流石に先生の乗るバイクとしては破格にうるさいと思ったのでしょう、家の近くまで来て降ろして帰って行きました。
隣の畑で他メーカーとまったく異なる独特の2気筒倒立(!!)OHCで、サウンドがまるで別物だった深紅のフェラーリのような耕運機。かっこよくてプラモデル作りました。 前面のファンカバーはアルミにバフ掛けで、まるでバイクのクランクケースのような輝きは最高でした。
親戚が魚屋だったので、魚臭い廃車が機械好きのオイラに回って来ました。 最初に「オーナー」となったのがヤマハモペット50(左側)。既にカウル付き?です、ヘッドランプも固定式! 小学生だったオイラにはまるでまさに現代の大型ツアラーに通じるものが有りました。 もう時効でいいかと思いますがオイラは、小学生の頃からこのバイクであぜ道(夜は公道も!?)「ツーリング」してました。 対向車に遭う事も無い秘密ルートを走りました。
右隣りは16歳の誕生日を待って免許取ってからはじめて所有したのが、このスズキセルペット。 友人の父親から2千円くらいで買ってたった数ヶ月で故障。キックが無いバイクでした。
ヒット作、ドリームC70(250);月光仮面だアー!!。これって良く見るとドライサンプでは!!
16才の夏、バイトしてまたクリーニング屋で使われまくったCD125(8000円!)に復活!ここからバイク三昧がエスカレート!
その後バイクの免許しかなかった頃はCB125(初めての新車)、Cub50(2ストみたいに煙吐きまくり)、それと、これ↓の後継車でしょうか、ベンリイ4Jという型式だと記憶してますが、125ccで解体屋さんから500円で譲り受けて学校に得意気に乗って行きました。フライホイールが重くて安定したアイドリング。パワーはぜんぜんでしたが、流石に当時でも珍しがられましたよ。
フロントは写真のアールズフォークと違ってピボットアーム式で、ブレーキレバーも今のバイクと同じだったですが、他の外観はこの感じでした。BMWの影響が多くあったのでしょう。
隣りは陸王。いい名前だったんですが、走っていたのは田舎ゆえ?1、2度しか見た記憶が有りません。
ところでオイラの乗ってたCB125が有りません(泣)。 ↓ この一つ前の75度前傾エンジン、色は確かディとトナオレンジとアイボリーのツートンだったのですが、、。隣りは友達が乗っていたCB90。これはハッキリ言ってCBとは名ばかり、実用車みたいなツマラナイエンジンでした。
CS90、CL90はバカ売れしましたね。こちらの方がスポーツ性がありました。右のCB125の後においらのCBが出たはずなんだけど(しつこい)。
これが友達が乗ってたCB350エクスポート! これは排気音が最高でしたし欲しかった!いまのと較べればシフトリンケージがひ弱ですぐガタガタになっちゃいましたけど。 もう一度音を聞きたいし、乗りたい。 そして大きなバイクが欲しくて買ったのが「スーパースポーツCB72(type-1)」中古でした。
この頃は白バイ用にCP77(305cc?)なんてのも有った記憶がありますね。
学生時代はCB450「くじらタンク」も少し乗りました。でも完成度の高かったのは社会人になってから乗った後期型でした。
そして、CB450に関連深いNコロ(N360)です。
なぜって、エンジンはCB350を流用かと思ったら、450のディチューン版だったのですね(今回始めて知りました)。
HEADはOHC、シングルCVキャブになってます。
突然CB750!!「ナンシー」に人気の元祖”ナナハン”。 独特のギュ-ンという排気音は別物だった。足も届かなかったし、パワー、重さ、デザイン、シールドビームランプがビカー!!ほんとに別物だった。 将来、これより大きなバイクに乗れるとは思わなかった。
少しクルマも見てみます。HONDA 1300S(クーペ9)。デザインは最高。 エンジンは懲りずに?強制空冷だったし。1300cc4キャブで95馬力?位だったが最高パワー重視の弊害で追い越し加速が特に低回転域で悪くて不評でしたが。まあ乗り方が悪いといえばそれまでですが、要は低中速トルクが無かったのですね。
反省一点、<普通車は「最高馬力」より「低中速トルク」が大事>に徹底した最初の車、CIVIC。そして排ガス規制でCVCC搭載したのもこれでした。 スカイラインを買うか、シビックを買うか迷ったと言われた、CIVIC。 小気味よい走りしましたね。
そうそう、「最高馬力」より「低中速トルク」が大事 これはMy Pan European と通じる物が有ります。
<これでHONDAはクルマの思想が変わって趣味の良いアコードが発売されました。北米でもベンツかアコードか?と日/米でも本来なら比較対象にならないクルマ同士が比較されたといいます。
クルマといえば忘れてならなのが「エスハチ」ですね。
これには座ったことしか有りませんが、ハンドルが軽量化アルミスポークでひどく軟かった感覚です。なんと言っても精密機械のようなエンジンでしたね。←→対象的だったのがOHV水平対抗2気筒の「ヨタハチ」でした。これはこれでまるで「パブリカ」!?
長くなったのでお酒にします (つづく)
時代は流れて2009年1月25日、久し振りに全く個人的な思い出を探しに独りでコレクションホールを見て来ました。
ま、大いなる偏見は個人のブログの中なので許されると思いますが、自分のバイク小僧時代を重ねて懐かしくて気合入れてます。 オイラの大好きな内燃機関は早晩消え去る運命でしょうが、自分は「呼吸」を感じる蒸気機関や内燃機関、そして排気ガス(芳香族炭化水素ですな?)に接することが出来て幸せな時代に生きることが出来ました。
振り返るとやはりHONDAの思い出が多いです。ガキの頃はレースの活躍なんか知らなかったけどメカニカルな4スト、そしてデザインが好きでした。 いざバイクに乗った印象では2ストエンジン搭載の他車より大人しかったのですが、構造、煙が出ないこと、アイドリングの正確なリズム、排気音とトルク特性が好きでした。
模型エンジンは当時2ストしか手に入らなかったのですが”OS”でなくバッフル板のついたピストン、片側掃気の”ENYA”で飛行機飛ばしてましたしたからねえ??。
閑話休題。入り口では写真撮影Okとの表示。 早速受付のオネーチャンに「オヂサンのご愛想」でパチリ!
すかさず、入った正面にあるピストンリングをあしらったモニュメント(?)の前で"写真、お撮りしましょうか?”と受付のオネーチャンにお誘いを受け、一瞬感激涙と共に撮っていただいたのがこれです(ウルウル)。
、、、、、、、、、、、、、、ナンダ、俺一人かよ、一緒に入ってくれるのかと思った(残念)!
そーだ、ピストンリングから始まったんだよなー。 オイラも「ご幼少」の時分にここに来たら、もう少しマシな人間に育っていたかも?
イベント展示は「スーパーカブ」でした。 エンンジンを外してエンジンだけ回したり分解して遊んでたのは多分初代カブ。あうー、、このプラスチックの色!当時のウインカーユニットをバラして見たら、今の電子式と違って時計のような仕組みで凄い凝ってたのを思い出しました。
何なんだ、TN360!! 360cc軽のトラックがDOHC、CVキャブ、タコ足のエキマニですぜ。 北米にはレジャー用に出てたのでしょうね。
下は、オイラが稲刈り、脱穀を手伝わされていた頃の汎用エンジンはこんな感じ。 オイラの記憶は赤タンクとアイボリーの本体に遠心クラッチ付きの出力軸のモデルでした。 当時まだロッカーアームやバルブスプリングがむき出しの石油機関が湯気を出して回っていましたので、ものすごい先進性を感じました。そうそう、やん坊まー坊の汎用機もカッコ良かったなあ。
自転車バイク。左がホンダと右がBS(ブリジストン)。 おらが部落の”本田宗一郎のような”さんに頼んで初めて無免許でBSに乗ったことが有ります。エンジンで走る感触に打たれました。小学校で放課後に先生と楽焼をやって遅くなったときなど、先生が乗せて送ってくれたのがこんなバイクでした。
ドンドンドン、、、と消音器ぶち抜けていて、家の近くまで来ると流石に先生の乗るバイクとしては破格にうるさいと思ったのでしょう、家の近くまで来て降ろして帰って行きました。
隣の畑で他メーカーとまったく異なる独特の2気筒倒立(!!)OHCで、サウンドがまるで別物だった深紅のフェラーリのような耕運機。かっこよくてプラモデル作りました。 前面のファンカバーはアルミにバフ掛けで、まるでバイクのクランクケースのような輝きは最高でした。
親戚が魚屋だったので、魚臭い廃車が機械好きのオイラに回って来ました。 最初に「オーナー」となったのがヤマハモペット50(左側)。既にカウル付き?です、ヘッドランプも固定式! 小学生だったオイラにはまるでまさに現代の大型ツアラーに通じるものが有りました。 もう時効でいいかと思いますがオイラは、小学生の頃からこのバイクであぜ道(夜は公道も!?)「ツーリング」してました。 対向車に遭う事も無い秘密ルートを走りました。
右隣りは16歳の誕生日を待って免許取ってからはじめて所有したのが、このスズキセルペット。 友人の父親から2千円くらいで買ってたった数ヶ月で故障。キックが無いバイクでした。
ヒット作、ドリームC70(250);月光仮面だアー!!。これって良く見るとドライサンプでは!!
16才の夏、バイトしてまたクリーニング屋で使われまくったCD125(8000円!)に復活!ここからバイク三昧がエスカレート!
その後バイクの免許しかなかった頃はCB125(初めての新車)、Cub50(2ストみたいに煙吐きまくり)、それと、これ↓の後継車でしょうか、ベンリイ4Jという型式だと記憶してますが、125ccで解体屋さんから500円で譲り受けて学校に得意気に乗って行きました。フライホイールが重くて安定したアイドリング。パワーはぜんぜんでしたが、流石に当時でも珍しがられましたよ。
フロントは写真のアールズフォークと違ってピボットアーム式で、ブレーキレバーも今のバイクと同じだったですが、他の外観はこの感じでした。BMWの影響が多くあったのでしょう。
隣りは陸王。いい名前だったんですが、走っていたのは田舎ゆえ?1、2度しか見た記憶が有りません。
ところでオイラの乗ってたCB125が有りません(泣)。 ↓ この一つ前の75度前傾エンジン、色は確かディとトナオレンジとアイボリーのツートンだったのですが、、。隣りは友達が乗っていたCB90。これはハッキリ言ってCBとは名ばかり、実用車みたいなツマラナイエンジンでした。
CS90、CL90はバカ売れしましたね。こちらの方がスポーツ性がありました。右のCB125の後においらのCBが出たはずなんだけど(しつこい)。
これが友達が乗ってたCB350エクスポート! これは排気音が最高でしたし欲しかった!いまのと較べればシフトリンケージがひ弱ですぐガタガタになっちゃいましたけど。 もう一度音を聞きたいし、乗りたい。 そして大きなバイクが欲しくて買ったのが「スーパースポーツCB72(type-1)」中古でした。
この頃は白バイ用にCP77(305cc?)なんてのも有った記憶がありますね。
学生時代はCB450「くじらタンク」も少し乗りました。でも完成度の高かったのは社会人になってから乗った後期型でした。
そして、CB450に関連深いNコロ(N360)です。
なぜって、エンジンはCB350を流用かと思ったら、450のディチューン版だったのですね(今回始めて知りました)。
HEADはOHC、シングルCVキャブになってます。
突然CB750!!「ナンシー」に人気の元祖”ナナハン”。 独特のギュ-ンという排気音は別物だった。足も届かなかったし、パワー、重さ、デザイン、シールドビームランプがビカー!!ほんとに別物だった。 将来、これより大きなバイクに乗れるとは思わなかった。
少しクルマも見てみます。HONDA 1300S(クーペ9)。デザインは最高。 エンジンは懲りずに?強制空冷だったし。1300cc4キャブで95馬力?位だったが最高パワー重視の弊害で追い越し加速が特に低回転域で悪くて不評でしたが。まあ乗り方が悪いといえばそれまでですが、要は低中速トルクが無かったのですね。
反省一点、<普通車は「最高馬力」より「低中速トルク」が大事>に徹底した最初の車、CIVIC。そして排ガス規制でCVCC搭載したのもこれでした。 スカイラインを買うか、シビックを買うか迷ったと言われた、CIVIC。 小気味よい走りしましたね。
そうそう、「最高馬力」より「低中速トルク」が大事 これはMy Pan European と通じる物が有ります。
<これでHONDAはクルマの思想が変わって趣味の良いアコードが発売されました。北米でもベンツかアコードか?と日/米でも本来なら比較対象にならないクルマ同士が比較されたといいます。
クルマといえば忘れてならなのが「エスハチ」ですね。
これには座ったことしか有りませんが、ハンドルが軽量化アルミスポークでひどく軟かった感覚です。なんと言っても精密機械のようなエンジンでしたね。←→対象的だったのがOHV水平対抗2気筒の「ヨタハチ」でした。これはこれでまるで「パブリカ」!?
長くなったのでお酒にします (つづく)